燕市国上、道の駅国上のふれあいパーク久賀美は16日夜、同所駐車場で第8回久賀美仮装盆踊り大会を開き、初めてのカラオケのど自慢に続いて恒例の盆踊りを行った。
ことしも駐車場に矢倉を組み、そこから四方へ張ったロープにちょうちんをつり下げた。矢倉の上で地蔵堂おけさを生演奏し、その回りを踊りの輪を広げた。露店や縁日のコーナーも設けて祭り気分を演出した。
ことしは盆踊りの前に30分間のカラオケのど自慢を新設。コンテストにしなかったが、定員の10人を上回る申し込みがある大反響だったが、先着10人で締め切った。ドレスなど衣装を用意した人もあり、発表の場を求めているカラオケ愛好者が多いことを証明していた。
カラオケが終わると花火を合図にメーンの盆踊りへ。50人ほどで踊りの輪をつくり、見物する人はそれ以上に多かった。仮装は1団体500円の参加費で7団体が参加した。20歳代地元の女性2人は、地元で生まれたと伝わると酒呑童子と狐の仮装で参加した。
燕市観光協会事務局職員の女性2人も9月29日に同所で行われる酒呑童子行列をアピールしようと、鬼の仮装で「がおーっ!」。ほかにも女白虎隊や不思議の国のアリス、そしてネズミの国(?)の仮装まで。午後8時の気温は三条で29.8度と昼の暑さで、汗びっしょりになって踊りに熱中していた。