14日から16日までの3日間、長岡市の和島地区で恒例の「ふるさとわしままつり」が開かれており、15日は道の駅良寛の里わしまで屋台やライブ演奏、踊りなどが繰り広げられた。
初日14日は久住家が造った庭園「住雲園」で百八灯のろうそくのあかりと盆踊り、島崎公会堂で盆踊り、島崎地内で花火大会。続く15日は、道の駅良寛の里わしま会場。午後から屋台が並び、ステージでは音楽ライブや和太鼓の演奏のほか、よさこいソーランや地元で伝承される弓踊りなども行われた。
夜になると4,000本の竹灯ろうがともり、三条市の元浅草芸人「縁竹縄(えんたけなわ)」こと芳賀正芳さん(34)がミニライブ。続いて森民夫長岡市長もマイクを握ってカラオケで『憧れのハワイ航路』、アカペラで『イヨマンテの夜』で玄人はだしののどを聞かせ、大きな拍手を呼んでいた。その後も地元の人たちによる芸自慢やお楽しみ抽選会と続いた。
道の駅の大きな駐車場が満杯になるほど地元の大勢の人たちが訪れた。和島地区のゆるキャラ「わし麻呂くん」も登場し、子どもたちに大人気。竹灯ろうと一緒に記念写真を撮ったり、ビールをくみかわしたりと、夕涼みがてらにのんびりと夏の夜を過ごしていた。
最終日16日は午後8時から六夜祭・弓踊りが行われ、はちすば通りの宇奈具志神社から出田明神までを御神馬、神輿、天狗などが島崎地内を練り歩く。帰りは宇奈具志神社まで市の無形文化財にも指定されている弓踊りが行われる。神輿が出田明神に着く8時半にスターマインなど花火10発が打ち上げられる。