三条市歴史民俗産業資料館では、25日まで遺跡発掘調査速報展2013を開いており、最終日の25日は遺跡モノ作り体験講座と最終回の展示説明を行うので、夏休みの宿題も兼ねて広く参加を呼びかけている。
速報展では、縄文時代の吉野屋遺跡、五百川遺跡をはじめ、古代と中世の集落遺跡である村下遺跡、新堀遺跡や本格的な水田遺構が調査された上道下西遺跡など、近年、市内で発掘調査された遺跡を中心に、市内の最新の発掘成果を展示しており、遺物は数百点にのぼる。
上道下西遺跡の堀込田から明らかになった古代利水方法のようす、井戸から発見された曲物、復元された火焔型土器など見どころは多い。
その最終日の25日は、午前10時から午後2時まで遺跡モノ作り体験講座、午後2時から約1時間の展示説明を行う。遺跡モノ作り体験講座では、参加費無料で土偶形キーホルダー・根付作り、遺跡マグネット作り、土鈴作り、勾玉作りを体験できる。展示説明は会期中の最終3回目で、市の発掘担当者が説明する。参加無料。問い合わせは同資料館(電話:0256-33-4446)へ。