新潟県三条地域振興局は9月から11月までに開催する手鍬づくりやスプーン磨き、アウトドアナイフづくりなど、「にいがた県央マイスター塾」6コースの参加者を募集している。
マイスター塾は、地場産業集積地帯の県央地域で全国屈指の卓越した技能者として認定された「にいがた県央マイスター」自らが講師となり技能や技術の継承、ものづくりの大切さや楽しさなどを伝えようと年度を上期、下期に分けて開いている。
25年度下期の今回は、伝統的鍛治技術体験コースの「手鍬づくり」、手彫り彫金体験コースの「ブックマークづくり」、金属研磨体験コース「ステンレス製ペン立てのミラー研磨仕上げ」、ハサミメンテナンスコース「園芸ハサミのお手入れと研ぎ方」、金属研磨体験コース「ステンレスカップ・スプーン磨き」、伝統的鍛治技術体験コース「アウトドアナイフづくり」の6コース。
体験とはいえ、コースによっては、火や機械を使用するなど本格的な作業を行うことから、受講対象者は高校生以上や一般が多い。彫金の「ブックマークづくり」は小学校の高学年以上、金属研磨体験の「スプーン磨き」は小中学生も参加できる。
詳しい内容は、同振興局のホームページに掲載しており、申し込みは応募用紙に記入して郵送やファクシミリでの応募のほか、ホームページの応募フォームに入力して送信しても可能だ。
対象者、募集人員などはそれぞれのコースによって違うので、ホームページで確認する。問い合わせは、三条地域振興局企画振興部(電話:0256-36-2205)へ。各コースの開催日、会場、受講料などは次の通り。