燕市燕地区の商店街を歩行者天国にして夏休みの終わりを商店街の趣向を凝らしたイベントでたっぷり楽しんでもらう「燕笑店街イベント第13回200メートルいちび」がことしも24日、開かれる。秋葉町、仲町、宮町の各商店街に加え、燕市主導の青空市「つばめるしぇ」が穀町に出店し、史上最大規模の200メートルいちびとなる。
午後3時まで8時まで開かれ、商店街の各店舗や地元の団体が趣向を凝らした飲食や遊びなど数十の店が並ぶ。ことしもテーマのひとつに昭和レトロがある。商店街コーナーは午後4時から戸隠神社前で満点Sカード大変身大会、3時からつばめ100燕商店街&スタンプラリー、5時から6時まで燕北小児童が店員になって手伝うプチ商店街、3時から4時10分まで燕東小4年生による無料の店も開かれる。
くらしの安心コーナーでは3時から7時まで無料で開かれ、消防、交通安全、自衛隊、民生委員の紹介の各コーナーを設置。遊びのコーナーでは毎年行列ができる人気の昭和のおばけやしきをはじめ、遊びの天才広場、いちびであそばんしょがいずれも無料で開かれるほか、手作りソルト、おもちゃドクター、昔の遊びコーナーなどが開設される。
福祉・健康のコーナーでは体力測定、血管年齢測定、健康相談、元気磨きたいキャラクター「にこっち」との撮影、ナイトイベントとしてイルミネーションと7時からキャンドルアートが行われる。
ステージイベントは「燕芸祭」として音楽演奏やローカルヒーローショー、ファイアーパフォーマンス、そしてゲストとしてウクレレ弾き語りとラップの福岡在住ソロユニット「とんちピクルス」も出演。このようすは動画サイトUSTREAMで生中継される。
ことしの目玉は、初めて穀町を歩行者天国にして行われる「つばめるしぇ」。昨年、燕市がスタートした青空市で、23店が34のブースに出店。その中には若者たちが共同出店する「わかめるしぇ」もある。「つばめるしぇ」は昨年10月の第32回青空即売会、ことし4月の分水おいらん道中で同時開催されたが、いずれも雨に見舞われて販売も思うようにゆかず、今回は3度目の正直で好天を願っている。
また、「燕楽・水辺の巻」の同時開催が復活。燕市大曲河川公園ファンクラブ主催で午前10時から午後3時まで、中ノ口川を大曲河川公園多目的広場から200mいちび会場そばの仲町ボート降り場まで、10人乗り大型カヌーで無料で川下りを体験できる。