燕市と燕市教育委員会は、10月18日から21日まで燕市吉田産業会館で開く開く第8回燕市美術展覧会(市展)の出品申し込みを9月4日から10月2日まで受け付けるので、市民に作品の制作、出品を呼びかけている。
ことしも日本画、洋画、工芸・彫刻、書道、写真の5部門で出品を募集する。応募資格や作品規定は昨年と同じで、一般公募者は各部門1人2点以内で出品でき、出品料は1部門1点1,000円、2点1,500円、燕市美術協会会員の出品は1人1点に限り、出品料1,000円。
出品したい人は9月4日から10月2日までに出品申込書に出品量を添えて燕市総合文化センター内の市教委生涯学習課文化振興係か吉田公民館、分水公民館に提出する。審査は部門ごとの審査員が行い、ことしは日本画、書道、写真の3部門の審査員が昨年と変わった。
また、ことしの市展ポスターが完成した。デザインは燕市美術協会の各部門が順番に担当している。ことしは日本画の担当で会員の佐々木喬さん=燕市三王渕=がデザインした。
縦に割ったカボチャの中に筆、鉛筆、絵の具、写真フィルム、金づちなど創作に使われる道具が描かれている。“芸術は爆発”のように種から育ったカボチャからいろいろなものが外へ飛び出していくといったイメージという。B2判で180枚を作成し、市内の公共施設などに掲示する。
問い合わせは市教委生涯学習課文化振興係(電話:0256-63-7002)へ。ことしの市展の審査員は次の通り。
■審査員
【日本画】稲田亜紀子(長岡市)日展会友・日本美術家連盟会員
【洋画】阿部正明(十日町)県展無鑑査・二科会会員
【工芸・彫刻】渡辺信二(新潟市西区)新潟県工芸会会長・日展会友
【書道】今井昭友(新潟市西区)新潟県書道協会理事長・封山印会同人
【写真】渡辺収一郎(新潟市東区)日本写真協会会員・県展参与