三条のまんなかの飲食店で働く飲み仲間のアラサーの男3人が、一緒に店を出す構想の前段として、手始めに31日開かれる三条マルシェに3店舗合同で出店する。
協力して自分たちでできるものをと、冷やしパインを300円で販売。さらに夜の街をアピールしようとアルコール類の生冷やしパインサワー500円の2つのメニューで出店する。
加えて、購入した人には参加3店の実店舗の共通割引券をプレゼントし、さらに3店すべてを回った人には毎月15日に三条市・ロケットピンクで行われている三条プロレスのチケットをプレゼントするサービスもある。
合同出店するのは、三条プロレスカフェ=本町2=店長の多賀祐介さん(31)、ビストロニプル=本町2=代表の金子靖央さん(28)、カラオケスナックKiKi=三条市一ノ門1=店長の結城靖博さん(29)と30歳前後の3人。3年ほど前に知り合い、三条市の中心地で飲食店で働いているという共通点もあって意気投合し、とくにここ1年ほどは頻繁に連絡をとりあうようになった。
意気投合するなかで、3店舗で一緒に店を出そうと夢を描くようになった。その前に結城さんは常連出店者で、金子さんも何度か出店を手伝ったことのある三条マルシェに、3人で挑戦してみることにした。
実店舗については、飲食店は決まっているものの、どんな店にしていつオープンするかも決まっていない。金子さんは「この街に来る人の層が限られているので、それを広げられるような店をつくりたい」、多賀さんは「楽しい仲間たちとバカをやりたい」、結城さんは「実店舗が元気にならないと本当の意味でまんなかが活性化しないので、元気な店をリードできるよううな店になれば」とそれぞれ夢を熱く語っている。
三条マルシェでの店舗名はまんまで「三条プロレスカフェ×ビストロニプル×カラオケスナックKiKi」。