三条市は27日午前10時から9月3日召集の市議会9月定例会の議案概要説明会を開き、一般会計補正予算など15件を説明した。
議案は、条例の制定と一部改正4件、三条市白鳥の郷公苑の指定管理者の指定1件、市道路線の認定及び変更1件、契約の締結1件、平成25年度一般会計補正予算及び特別会計の補正予算4件、平成24年度三条市水道事業会計未処分利益剰余金の処分1件、専決処分報告1件、平成24年度決算の認定について2件の計15件。
条例の一部改正では、森町小学校及び荒沢小学校における複式学級の解消と教育環境の整備のために、両校を統合することから、施行期日を平成26年4月1日とした必要な改正を行う。
一般会計補正予算は、補正額937,527,000円。主な事業としては、市有財産管理費(耐震調査委託料15,393,000円)として、第一中学校区の小中一体校開校後の南小学校の活用にあたって、校舎棟の耐震改修工事の必要性を確認するための耐震診断を行う。
このほか、7月31日から8月1日の大雨により被災した農林水産施設や公共土木施設の復旧を行う災害復旧費6事業で、計428,353,000円を計上。救急医療の確保と地域医療の充実を図るために市内の救急病院に対して、地方交付税の特別交付税を財源に見込んで補助金を交付する救急医療施設運営事業費に172,603,000円。清掃センターのストックヤード建設のごみ処理施設建設事業費に104,700,000円を計上することなどを説明した。