燕三条地場産業振興センターは3日午後6時半から同センターで、燕三条の企業の既存商品などを対象に県内のデザイナー20人がリ・デザインの提案をする新潟DNA「リ・デザインエキシビジョン2014」事業説明会を開くので、30日まで参加企業の申し込みを受け付けている。
リ・デザインエキシビジョンは、地元の企業とデザイナーのビジネスマッチングを進めて新たな価値を創造。地域の強みとなる地域資源の掘り起しや総合的なデザイン力強化しようと2007年から毎年開かれている。
燕三条地域企業の「既存の商品」や「開発中の製品」を対象に、商品のグラフィックデザインに関するテーマを企業から募集し、その商品を県内の参加デザイナーそれぞれが新たにデザインして提案し、企業はその中から1つを選んで商品化を進める。
また、すべてのデザイナーの提案は、「リ・デザインエキシビジョン」として一般ユーザーの人気投票も行うことから、その商品自体の認知度も高まるなどの効果も大きい。
応募資格は燕三条地域に事業所か支社がある企業。すでに発売している商品のパッケージデザインか、商品本体のグラフィックデザインのリニューアルを予定しているもので、食品も含む。
3日の事業説明会では、その内容やスケジュールの説明、過去に参加した企業からの報告などを行う。事業説明会は参加無料だが、30日までに申し込みが必要。29日現在10数社の申込みがある。
昨年の課題は、日本酒のラベルデザイン、北京鍋のPOPデザイン、園芸ハサミのパッケージデザインの3点。県内で活躍するグラフィックデザイナー約20人近くが参加してデザインし直した。応募作品は一般公開で人気投票も行い、商品化につなげている。申そ込みや問い合わせは、燕三条地場産業振興センター産業振興部デザイン企画課(電話:0256-32-5806)へ。