加茂市に拠点を置く小学生女子ドッジボールチーム「KENOHホワイトエンジェルス」は、第4回全日本女子ドッジボール選手権全国大会で準優勝し、30日、小池清彦加茂市長を表敬訪問した。
KENOHホワイトエンジェルスの小学校3年生から6年生までの女子13人の選手が監督や保護者らとともに加茂市役所を訪れ、小池市長と記念撮影のあと、ケーキを食べながら歓談。小池市長はユニホームを着たかわいい子どもたちの活躍に目を細めっぱなしだった。
KENOHホワイトエンジェルスは、加茂市の加茂レッドファイヤーを中心に、三条市のしただレインボーと長沢ブルーモンスター、ブラックタイガー、新潟市の木山パワーズのそれぞれドッジボールチームの女子を集めて発足し、ことしで4年目になる。
春と夏の大会に出場しており、今回の夏の大会は3回目の出場。一昨年は予選リーグ敗退、昨年は決勝トーナメント1回戦で敗退。ことしはベスト4進出を目標にした。全国から44チームが出場し、予選リーグ、決勝トーナメント方式で競い、KENOHホワイトエンジェルスは決勝まで進んで三重県の影〜CUTE〜に敗れたものの、堂々の準優勝に輝いた。
キャプテンの加茂南小6年阿部李保さん(加茂レッドファイヤー)は、「チームワークがいいので、チームワークを生かして勝った」と分析し、「準優勝とは思わなかった」と予想以上の結果に喜ぶが、「決勝に負けたときは、みんな泣いていた」と悔しさも味わった。
加茂レッドファイヤーの監督でもある監督の加茂市加茂新田、塩野政美さんも「チームワークが断トツにいいチーム」という評価で、大会直前は「子どもたちが少しずつのってきていたので、ベスト4はいけるんじゃないかと思っていた」。来年は「追う立場から追われる立場になり、子どもたちはちょっとおとなしいので、コーチとともに大きい声を出せるチームづくりをしていきたい」と、今から来年のイメージを描いている。準優勝のメンバー13人は次の通り。敬称略。