ことしで5年目となった三条発!音楽フェスティバル「三条楽音祭(さんじょうらくおんさい)」が1日、ことしも三条市・中浦ヒメサユリ森林公園で開かれ、夕方まで雨が降ったりやんだりしたせいか、来場者は2,000人にとどまったものの、フィナーレは例年と変わらない。
レゲエを中心とした夏の恒例ライブイベント。ライブとDJを交互に行い、ことしは中央から5団体が出演した。前日から雨降りで昼前にはやむ予報だったが、夕方まで雨が残った。
ライブとあわせてさまざまなジャンルの店が県外からも参加するのが人気だが、48の出店申し込みがあったうち5店がキャンセル。雨で客足も鈍く、雨の影響でタイムテーブルも1時間以上遅れて進んだ。
しかし、日が傾いてステージの照明がともるころから来場者がどんどん増え、最後の(仮)ALBATRUSが始まるころには、例年と変わらない盛り上がりとなり、ステージ前は数百人の客がリズムにあわせて体を踊らせた。
(仮)ALBATRUSを率いる三宅洋平さんは政治的な活動でも知られ、ことしの参院選には緑の党から出馬した。ミクスチャー的なサウンドにのせて反原発や環境問題など社会的なメッセージを込めた歌を歌い、音楽を超えて行動を駆り立て、来場者それに応えるように三宅さんと一緒に声を上げていた。