燕市教育委員会と燕茶道友の会(佐藤宗和会長)は29日、燕市国上、真言宗豊山派国上寺(山田光哲住職)で国上良寛茶会を開き、その茶席券を販売している。
昨年まで2席を設けたが、ことしは1席だけ。午前10時から午後3時まで、裏千家の大泉宗寿さんが席主を務め、点前(てまえ)を披露する。
越後の禅僧、良寛の生誕250年だった2009年から良寛が暮らした五合庵のある国上山で良寛にちなんだ茶会をと毎年、国上良寛茶会を開いており、ことしで4年目。
燕茶道友の会会員が順番に席主を務めているが、これ以外の茶会に忙しく、負担が大きいこともあり、ことしは1席とした。情緒のある寺の建物の中での趣向が人気で、昨年は茶席券を301枚、販売している。
茶席券は700円。国上ビジターサービスセンター駐車場が参加者駐車場になるが、満車のときはシャトルバスを運行する国上勤労者体育センター駐車場を利用する。また、茶席券は9月22日から11月4日まで有効の燕市分水良寛史料館の無料入場券1枚もセットになっている。
茶席券は中央、吉田、分水の各公民館で販売している。問い合わせは燕市教育委員会生涯学習課文化振興係(電話:0256-63-7002・総合文化センター内)へ。