燕・弥彦科学教育センター(所長・上原洋一燕市教育長)では7、8の2日間、燕市吉田産業会館で燕市と弥彦村の児童生徒科学作品展と園児作品展、さらに青少年のための科学の祭典燕・弥彦大会を開き、子どもたちが夏休みに取り組んだ作品を発表、鑑賞してもらうとともに科学実験の体験も楽しんでもらう。
毎年恒例で、児童生徒科学作品展はほぼすべてが夏休み中の宿題で取り組んだ作品を展示。園児作品は保育園、幼稚園の園児が作った工作を展示する。作品は5、6日と審査して金賞、銀賞を決め、県の模型展、発明工夫展、標本展への出品作も決める。昨年は金賞、銀賞にそれぞれ全体の3%ていどを決め、発明工夫展2点、模型展8点、標本展5点を決めている。
昨年は児童生徒科学作品展に729点、園児作品展は146点の計875点を展示したが、ことしは4日までにそれぞれ812点、115点、計927点の出品申し込みがあり、昨年を大きく上回る規模になる。
科学の祭典は、NPO、企業、部活など個人、団体が科学にちなんだブースを出店する。ブースは7日が12、8日が11を数え、さらに2日間とも午前11時からと午後2時からの2回、液体窒素を使ったおもしろ科学ショーも行い、科学をテーマに子どもたちが1日たっぷりと楽しめるイベントを用意する。
2日間とも午前10時から午後5時まで開くが、科学の祭典は2日間とも午前10時から正午までと午後1時から3時までなので注意する。
昨年までは2階の大ホールだけを使ったが、ことしは大ホールで児童生徒科学作品展と科学の祭典を開くほか、1階大会議室で科学の祭典、2階研修室で科学の祭典と園児作品展を開き、規模を拡大しながらゆったりと会場で過ごしてもらえるようにした。
昨年は2日間で延べ2,137人が来場しており、同センターでは作品の出品者に限らず大勢の子どもたちに参加を呼びかけている。2日間それぞれの科学の祭典の出展ブースは次の通り。
■7日(土)
■8日(日)