燕市の広報紙「広報つばめ」の「子ども版」は、ことしのバージョンアップポイント、パソコンを使った紙面作成の段階に入っている。
市内小学校5、6年生を子ども記者に任命し、広報紙の子ども版を作成してもらう事業。ことしは13人の小学生が参加している。
昨年の子ども記者の仕事は、取材の題材を決めて取材し、写真を撮影。記事を書いたらあとは広報担当職員にお任せだったが、ことしは最後の紙面編集まで子ども記者が担当する。
8月30日は紙面編集の第1回。子ども記者は3つのグループに分かれ、1グループの取材テーマは国上山、2つのグループはそれぞれ地産地消、残飯の行方にしぼっていずれも給食をテーマにしている。
広報担当職員の指導で、グループごとに編集作業を行い、記事や写真を紙面編集ソフトに流し込んでレイアウトした。一度にパソコンに向かえるのは2、3人のこともあって遊んでいる子ども記者も多かったが、予想以上に早く2ページ分の編集作業を終えたグループもあった。
ただ、編集作業は2日間の予定だったが、それだけでは終わりそうにないため、もう1日、追加する予定。完成した「子ども版」は、「広報つばめ」10月15日号で配布される。