三条署と捜査第二課は6日午後2時47分、住居、職業不詳の少年A(18)をオレオレ詐欺の振り込め詐欺事件の疑いで逮捕した。
少年は名前のわかっていない誰かと共謀して、三条市に住む80歳代女性に対し、孫娘の夫などになりすます、職場の得意先への支払金を紛失したなどとうそを言い、8月29日午後5時ころ、被害者の家の付近の路上で、被害者から現金1,000万円を受け取り、だまし取った。
女性は現金を渡すときに少年にメモ用紙に書かせた受領証などの資料から少年を特定。兵庫県神戸市の少年の立ち回り先で逮捕した。逮捕時、少年は犯行を否認していた。
また、県警本部はこの逮捕に伴って防犯対策情報を配信。防犯ポイントとして、親族であっても電話だけによる金の貸し借りの約束はしないこと、面識のない人には現金を渡さないこと、電話は常に留守番電話に設定して番号非通知や知らない電話には出ないことなどを呼びかけた。