三条署は6日、毎月6と9の語呂合わせで「6・9(ロックの日)」として「鍵かけ」を呼びかける活動の一環で、地元高校生も参加して東新保地内の スーパーマーケット前とJR三条駅前広場で自転車盗被害防止などの広報啓発活動を行った。
活動には、三条署員、三条市役所職員のほか、三条高校の生活委員の1年生8人と教諭1人、県央工業高校の生徒14人と教諭2人、三条市少年警察ボ ランティア、三条市青少年指導委員の計約50人が参加。
午後4時15分にウオロク東新保店に集合し、三条署などのあいさつのあと、同店前での広報と三条駅前での広報及び自転車防犯診断の2班に分かれて 活動を行った。
店舗前での広報活動には、三条高校の生徒が中心となって行い、県警マスコットの「ひかる君」と「ひかりちゃん」、三条市環境マスコット「エコちゃ んサンちゃん」の着ぐるみも参加し、来店客に自転車をはじめ、自動車や家の施錠、特殊詐欺被害への注意を呼びかけた。
三条署によると、管内の自転車盗難被害は減少傾向だったものの今年に入って増加し、8月末現在で昨年を13件上回る92件が発生。うち、半数の 46件が高校生で、その9割近くが鍵のかかっていない状態だった。また駅での被害がほとんどだった。
さらに、8月末に三条市内で1,180万円をだまし取られるという特殊詐欺被害が発生した事件で、この日犯人を逮捕したことなどを話し、内容を変え ながら発生し続けるオレオレ詐欺や振り込め詐欺など特殊詐欺に注意を呼びかけていた。