「千の風になって」の大ヒット知られるテノール歌手、秋川雅史さんの新しいコンサートツアー「夢の架け橋」の初日が7日、燕市文化会館で行われ、会場を満杯にした600人余りが堪能した。
秋川さんは光沢のある縦縞の黒いスーツに白いワイシャツで舞台に。ピアノ伴奏でカンツォーネ「恋する兵士」、美空ひばりの「柔」、「千の風になって」の10曲を披露し、アンコールにも応えた。
秋川さんは「きょうは特別なコンサート」と話した。毎年9月に新しいコンサートツアーを始め、それから翌年8月まで同じツアーを続けるが、この日が新しいツアーの初日と紹介した。
初日と千秋楽、東京、大阪といった大都市を選ぶことが多いが、「秋川は初日に燕市を選びました」に会場は大きな拍手。続けて「秋川がどれくらい燕市を愛しているか、ご理解いただけたと思います」と笑わせた。MCもたっぷりとあり、歌声と話術で来場者を飽きさせず、たっぷり楽しませた。