燕市・戸隠神社(星野和彦宮司)で14日を宵宮に15日、秋季大祭が行われる。
14日は午後7時から宵宮祭、7時半から歴代物故宮司慰霊祭、8時から9時半まで稚児・太夫舞が奉納される。
15日は午前11時から例大祭。例年、続いて長寿祈願祭を行ったが、ことしは例大祭のなかであわせて長寿祈願祭を行う。
午後3時から4時まで10近い町内の子どもみこしが巡行。5時から8時まで江戸みこし渡御で締めくくる。
これに伴って14日の正午から午後10時まで、15日の午前9時から午後10時まで商店街メーンストリートは交通規制が行われて歩行者天国になり、露店が並ぶ。
宵宮まで残り2日となった12日は、午後から戸隠神社拝殿前で奉納ちょうちんの設置作業が行われた。単管パイプを組み、そこに奉納された直径30センチ、高さ60センチほどの紅白のちょうちんをぎっしりと並べ、14、15の2日間、点灯して献灯祭とする。
収穫を祝う秋祭りにふさわしく、新潟ならではの収穫したイネを天日に干す「はさ木をイメージ」。あかりがともると、秋田の竿灯(かんとう)も連想させる華やかな雰囲気になる。
30年ほど前から行っており、ピーク時は400を超す奉納があったが、今はその半分ほどに減った。それでもことしも約230のちょうちんが並ぶ。自分が奉納したちょうちんがどこに設置されたのか楽しみに訪れる参拝者もあり、秋祭りの風物詩として定着している。