燕合気道会(水沢彰郎会長・会員20人)は14日、燕市民武道館・柔道場で同会創立50周年記念演武大会を開き、県内外の合気道団体も招いて50人近くが演武を披露した。
燕合気道会会員延べ32人による演武のあと、県央地域では吉田合気道会、三条合気道会、新潟合気道会加茂道場など10団体による招待演武、最後は模範演武、さらに合気道俊英館の椎津信一八段と小宮山元伸四段が師範演武を行った。
燕合気道会は昭和38年9月に発足。毎年、内部で演武会を開いているが、創立から10年ごとの節目に市外団体の招待をまじえた記念演武会を開いている。
技をかける“取り”と受ける“受け”となり、技を決めて行う約束げいこで、投げ技や関節技で行い、受けが居合刀を持つことも。
厳しい残暑に見舞われ、会場は2台の扇風機を回したが、まるでサウナ状態。そんな厳しい状況のなかでも、畳に足をする音が響く張り詰めた静寂のなか、気合いを入れたかけ声や受け身を取って畳に倒れ込む大きな音が響いていた。