22日のあかりの結婚式をハイライトに21、22の2日間、加茂市・加茂山公園周辺を舞台に加茂青年会議所(安中淳理事長)主催「小京都を楽しむ会あかりば2013」が開かれ、幻想的で風情のある秋の夜を演出して楽しんでもらう。
21日は午後2時からさまざまなあかりの制作体験、3時から加茂山公園駐車場でAKARIBA宵の市を開いて屋台が並ぶとともに、3時から燕市の笛人本宮宏美さん、6時半から押川聖子&なおさいとう&フレンズがライブ演奏を行う。
3時半から加茂山公園駐車場でカモレンジャーショー、5時から駐車場で竹太鼓合同演奏。5時50分から青海神社へ続く道に並べた800個のあかりの実をの点灯式を行い、6時20分から青海神社神楽殿で市民芸能を行う。
22日は正午から午後9時までAKARIBA宵の市を開き、押川聖子&なおさいとう&フレンズが正午からと午後5時半からの2回、ライブ演奏。2時からあかり制作体験、5時半からあかりの展覧会と表彰式、6時からあかりの点灯を行う。
あかりの結婚式は、22日の午後4時から8時15分までの長丁場だ。11組の応募のなかから参加カップルに選ばれたのは、田中淳さん(27)=新潟市秋葉区=、祐子さん(30)=五泉市・旧姓:広瀬=夫婦。8月2日に婚姻届けを出している。
花嫁を載せた人力車が行列を組んで清雲亭山重を出発。大通りを進み、花婿と合流してからは2人を人力車に載せて行列する。赤鳥居で祝いイベント、青海神社で結婚の儀、野外ステージでキャンドルイベント、参道の男坂で階段イベント、池之端でイベント、最後に宮大門でフィナーレとなる。
毎年恒例のイベントで、加茂市の小京都のイメージとマッチして年々、規模も来場者も膨らんでいる。一昨年に始まったあかりの結婚式で一気にスケールアップし、昨年は2日間で実に3万人もの来場者を集めている。
ことしも、かつての地元の神社の春祭りの風習を模して商店街に大ちょうちんを飾るなど新しい趣向を用意しており、大勢の来場を待っている。