燕市吉田地区で毎年、開かれていた「よしだ健康福祉ボランティアまつり」が昨年で終わり、それにとって代わる形で初めての「市民活動まつり2013」が21日午前10時から燕市吉田産業会館で開かれ、全市に対象を拡大してボランティアや市民活動をする団体が集結し、活動をアピールする。
燕市社会福祉協議会が主催し、赤い羽根共同募金会からの配分金を受けて開かれる。各団体の紹介コーナーをメーンにステージアトラクションなどが行われる。紹介コーナーは、全市を対象にしたことで、吉田地区だけだった昨年の38団体から53団体へと4割増しの大幅増。燕市ボランティアセンターや燕市のイキイキまちづくり団体に登録されていない団体でも、吉田地区の腎臓病患者の会「腎友会」、分水の「太鼓道場」、新潟市の新潟NPO協会、吉田地区のきららおひさま保育園も参加する。
ステージでは午前10時20分からイキイキまちづくり事業中間報告会を開き、今年度、燕市からイキイキまちづくり助成金の交付を受けた6団体が事業の中間報告や事業の告知PRを行う。
続いて11時20分から第二代新潟元気大使でSWCにいがた健幸大使で新潟のお笑い集団「NAMARA」代表である新潟市の江口歩さんが司会を務め、8団体がステージアトラクションを行う。
午後1時15分からバリアフリー講演会で、「K-BOX」主催のKaccoさんが「ひとりじゃないよ〜ありのままを受け止めよう〜」をテーマに、差別や偏見を取り除いて障害の有無にかかわらずすべての人が安心してくらせる地域を目指して講演。さらにKaccoさんと不登校引きこもり親の会四ツ葉のクローバー代表の高杉久美子さん、燕市に住む大学生広瀬千里さんが発言者となってリレーオークを行う。
このほかにもグッドトイ・おもちゃ遊びコーナー、は〜とふるカレンダー掲載写真コンテスト、吉田の名物「鶏肉のレモン和え」もある飲食コーナー、屋外体験コーナー、ふれあい体験コーナーなどを設置。老若男女が楽しめる内容で、主催者では遊びがてらにでも気軽な来場を呼びかけている。午後3時まで。入場無料。