21日から30日までの「秋の全国交通安全運動」の一環で三条署、三条市交通安全協会などは20日朝、三条市役所前で交通指導所を開設して一斉街頭指導を行い、ドライバーに交通事故防止を呼びかけた。
国定勇人三条市長、小林国夫三条署長、清水三条市安全協会副会長をはじめ、三条市職員、三条署員、安全協会員、県警白バイ隊と、県警の「ひかるくん」と「ひかりちゃん」の着ぐるみ、それに三条署の交通安全広報犬、シバイヌの「茶豆」ちゃんの合わせて約50人と1匹が参加した。
午前9時から市役所低層棟上「市民広場」で出発式を行い、市役所前の通りで交通指導所を開設。厚生会館側で「交通安全運動実施中」の黄色い文字看板を提示。市役所側では、歩道に参加者が並び、「全席シートベルト着用」、「高齢者を見かけたら思いやり運転!」などと書かれた黄色いのぼり旗を手にし、停止してもらった通行車両に、ちらしなどを手渡しながら交通事故防止を呼びかけた。
運動のスローガンは「夕暮れの 早めのライトで 防ぐ事故」。重点は、子どもと高齢者の交通事故防止、夕暮れ時と夜間の歩行中・自転車乗用中の交通事故防止、すべての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底、飲酒運転の根絶。
三条署などでは、高齢者に対する交通事故防止訪問指導を行うことにしており、25日に栄地区161世帯、26日に下田地区119世帯、27日に三条地区250世帯を訪問し、ちらしと反射ホルダーなどの啓発用品を持参して安全指導を行う。