1日の「防災の日」や9日の「救急の日」にちなんで三条市消防本部と燕・弥彦総合事務組合消防本部は合同で22日、燕市・イオン県央店の駐車場で恒例の消防防災・救急フェアを開き、昨年より1,000人多い4,000人(主催者発表)が来場し、子どもたちはちびっこ消防隊やはしご車搭乗体験などを消防士になりきって楽しんだ。
来場者は親子連れが中心で、はしご車の搭乗体験、ちびっ子消防隊、ちびっ子救助隊、起震車展示、救急車展示、ミニ消防車「まもるくん」や濃煙体験など、さまざまな体験に熱中。一番人気のはしご車の搭乗体験の整理券配布もあったことから、午前10時の開場を前に100人近くが並んで待った。
地震体験の起震車「なまずIII世号」も大勢の人が並び、最大震度7の「東日本大震災」の揺れの想定を体験した5歳から9歳の男の子4人は、「テーブルにつかまっていたけどすっごくこわかった」、「今でも揺れている」と120秒のリアルな揺れの恐怖感を肌身で感じていた。
また、今回は燕市PR隊鳥の東京ヤクルトスワローズマスコット「つば九郎」と燕市観光PRキャラクター「きららん」も来場し、親子連れなどの記念撮影にも応じた。「つば九郎」は起震車や濃煙体験など用意されたさまざまなメニューを体験してポーズを決めてファンサービスも行い、初期消火訓練では訓練用の消火器の水を消防士に向けたりしておどけ、笑いを誘っていた。