燕市・島上地区まちづくり協議会(下村伴蔵会長)は、昨年に続いて燕市PR大使でフルート奏者の本宮宏美さん(29)を迎えて11月3日午後1時半から島上小学校体育館で第2回秋の音楽会を開き、ことしは地元の分水太鼓(小林常夫会長)の和太鼓との共演という野心的な取り組みも披露される。
音楽会では第1部が分水太鼓の演奏、第2部で分水太鼓と本宮さんが共演。第3部では本宮さんがシャイニング・ブルース・バンドとの演奏を披露する。共演では分水太鼓の曲「江河」にあわせた本宮さんの演奏、本宮さんのオリジナル曲2曲にあわせた分水太鼓の演奏の計3曲を披露する。
音楽会を中心となって企画するのは、同協議会事務局の会社員下村篤さん(53)=燕市熊森=。本宮さんは大学を卒業した2006年4月から1年間、島上小学校の学習支援講師を勤めた縁があり、昨年秋に初めて本宮さんの音楽会を開き、300人余りが来場した。
ことしも同様に企画を進めるなかで、下村さんは自治会熊森の会計・庶務を務めるが、分水太鼓の小林代表も役員に就いていることから、分水太鼓の共演をもちかけた。「彼ら(分水太鼓)も和太鼓とフルートの共演は考えてもいなかったので、興味をもってくれた」と下村さんは言う。
ことし3月から分水太鼓と本宮さんの間で打ち合わせが始まり、8月と9月に1回ずつ音合わせし、10月にもう一度行う計画だ。
昨年は地域限定のイベントという位置づけだったが、今回は地域外にも積極的にPRしており、来場者目標は500人。下村さんは、「協議会の事務局の人気はことしまでなので、後を継いで音楽会を続けてくれる人が出てくれれば」と願っている。音楽会の入場には協議会運営協力金一人500円の協力を求める。詳しくは下村さん(電話:090-8004-3495、電子メール:atsushi@shimomura.orz.ne.jp)へ。