「メイド・イン・ツバメ」認証事業を行っている燕商工会議所では、燕三条工場の祭典にあわせて10月3日から6日までの4日間、認証製品の人気投票「Made in Tsubame of the year 2010-2013」を開催するので大勢の投票を呼びかけている。
「メイド・イン・ツバメ」認証事業は、磨き屋シンジケートのステンレスエコカップの裏底に「MADE IN TSUBAME」と刻印したところ消費者に好評だったことから、同会議所の会員事業所にも広めようと認証委員会を設置し、2010年に始めた。
安全基準や品質のほか、外観部品の50%以上の成型から表面仕上げを燕市と隣接市で行われているものを認証する。
2010年から3年間で、約40社の128シリーズが認証されており、百貨店やファッションブランド、有名デザイナーとのコラボレーションする製品など、各方面から注目を集めている。
今回の人気投票では、除雪機からステンレス製カップ、コーヒードリップポット、鎚起銅器など認証商品から32点がエントリー。業務用のヒット商品をはじめ、海外で販売されている包丁、「ロバート・デ・ニーロ」経営のレストランに納入されている商品など国内をはじめ世界で活躍する燕製品を見ることができる。
投票は、1人が5票を持ち、5つの商品に投票してもらう方法で、投票基準の設定はなく投票者自らの感性。燕商工会議所3階が会場で、3日から6日までの午前10時から午後8時まで、最終日は午後5時まで。だれでも参加でき、先着200人には「マジックシャモジ」か「柳宗理スプーン」をプレゼントする。
「燕三条 工場の祭典」の開催とあわせ、広く消費者から燕の製品や技術を知ってもらい、PRするのがねらい。期間中は県外のバイヤーも招へいする計画だ。投票結果については表彰式で発表することにしており、得票数の多い上位商品を表彰する。ノミネートされた32点は次の通り。