三条夏まつり協賛会(会長・斉藤弘文三条商工会議所会頭)は30日、8月に実施した三条夏まつりの第3回全体会議(反省・報告会)を開き、来年につなげる反省事項の討議などを行った。
正午から三条市・ジオワールドビップで開き、協賛会会長の斉藤会頭、実行委員会の名誉会長の国定勇人三条市長、実行委員長の加藤敏敦副会頭、関係機関や会員など69人が出席。
同協賛会は昨年まで、単年度の組織として夏まつりを運営してきたが、昨年の反省会の意見などから、しっかりと継続する組織にするべきとして、会則などを制定し新たな協賛会を設立させての初めての開催だった。
斉藤会頭はあいさつで、「三条の夏祭りは、だいぶ天候を心配しながらも何の問題もなくスムーズに行うことができた。そして多くの市民に多くの感動を与えたのかなと思う」と述べ、多くの協賛金を拠出した企業をはじめ市民や関係団体に礼を述べた。
さらに、この夏は大きな天候変化や災害が各地で発生して隅田川や諏訪湖の花火大会が集中豪雨で中止、福知山の花火大会事故で多くの犠牲者が出たことにふれ、「人を多く集める催し物に対してのあらためて細心の注意が必要だと教えていただいた」と話し、来年はさらにいい祭りになるように活発な意見をと求めた。
議事では、実施報告、各行事部が反省事項を報告しての反省事項討議を行った。人出は、初日8月2日の凧と凧ばやし踊りパレードと市民民謡踊り流しが22,000人、2日目の大花火大会は95,000人、最終日は商店街夜店市に20,500人、三条総踊り1,500人で、3日間の合計は延べ139,000人。
実施報告のなかの収支決算(見込み)報告では、決算見込みは収支ともに57,997,928円で、補正予算額58,143,020円に対しては145,092円の減。内訳では、花火金が決算見込み39,961,850円で補正予算額41,738,850円から1,777,000円と大きな減額となっているが、スターマインの打ち上げで不具合があり、その分が支払、入金とも減額となったためとの報告があった。