26日に燕三条JCが福岡政行さんをパネリストにまちづくりフォーラム、超耕21ガッター出演で燕三条地域の医療に関するサブフォーラムも (2013.10.2)

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燕三条青年会議所(早川滝徳理事長)は、26日午前10時から燕三条地場産業振興センターで「まちづくりフォーラム〜魅力あふれる燕三条の未来を見つめよう〜」を開き、白鵬大学教授・東北福祉大学特任教授の福岡政行さんをコーディネーターとしたメインフォーラム、新潟県のローカルヒーロー「超耕21ガッター」を迎えてサブフォーラム「親子で地域医療を考えよう!」を行う。

燕三条青年会議所が26日に開くまちづくりフォーラムのちらし
燕三条青年会議所が26日に開くまちづくりフォーラムのちらし

メインフォーラムは午後0時10分まで開く。コーディネーターを務める福岡政行さんは「ビートたけしのTVタックル」にも出演してテレビでもおなじみの政治学者。燕三条地域の各分野で活躍する8人をコーディネーターに今年度、燕三条JCが作成した「燕三条ビジョン」を医療、産業、観光の3つのテーマに分けてディスカッションする。

そのなかで燕三条防災ネットワーク協議会の発表を行う。三条、燕両市とそれぞれの社会福祉協議会やぷれジョブひまわり、NPOさんじょう、新潟災害ボランティアネットワークの7団体が参加しており、これまでの三条市の災害を映像を流して災害のおそろしさを振り返り、協働するネットワークの必要性を理解してもらう。

サブフォーラムは午後1時40分から開き、超耕21ガッターが燕三条地域の医療に関する問題点をテーマにオリジナルストーリーを作成して劇を行ってもらい、県央に救命救急センターを併設した基幹病院ができることで、医療環境をより素晴らしいものにしていくために市民と考える。ショーのあと、超耕21ガッターとの撮影会も行う。

燕三条JCは、燕三条地域が魅力あるまちであり続けるために、問題点や課題点を調査し、解決策を日々、考えて運動を展開してきたが、その運動を生かしてさまざまな分野で、この地域に何が必要かを伝え、暮らしている市民が積極的にまちづくりに参加することの大切さを知ってもらおうと、今回のフォーラムを企画した。

1日行われた燕三条JCの会見
1日行われた燕三条JCの会見

ことしは燕、三条の両市の合併に先駆けてJCがひとつになろうと、1997年に両市のJCが統合して発足した。しかし、合併がならずに15年余りがたち、ことしは所期の発足の目的に立ち返って再び燕三条の将来を描こうと「燕三条ビジョン」を作成した。

その冒頭は「20××年新潟県燕三条市。燕三条駅と三条燕インターチェンジは…」という書き出しで始まり、強く合併を念頭に置いたビジョンが描かれている。1日、今回の事業について記者会見し、早川理事長はあいさつで燕三条JC発足の経緯にふれ、「まちの問題が自分のなかに落とし込まれていない」と自戒し、「子ども世代に受け継がれていく魅力あるまちになるために、スピードをつけていける」と燕三条JCの役割を示した。

会見後も「合併ありき」ではないが、魅力あるまちづくりのためには、合併がベストな選択肢であると言い、今回のまちづくりフォーラムでもそれを前提にした熱い議論が繰り広げられることに期待した。入場無料で定員1,500人の来場を集める。メーンフォーラムのパネリストは次の通り。敬称略。

  • 《モノづくり》相田聡(株式会社相田合同工場代表取締役社長)
  • 《モノづくり》小林一夫(小林研業代表)
  • 《農業》土田信行(ハーベスト)
  • 《農業》内山徳寿(内山農園)
  • 《観光》倉又清彦(燕市産業観光ナビゲータ)
  • 《医療》鈴木幸雄(燕労災病院院長)
  • 《まちづくり》倉重美智子(燕三条FMパーソナリティ)
  • 《ひとづくり》早川滝徳(燕三条青年会議所理事長)
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