燕市・吉田ふれあい広場の指定管理者、グリーン産業株式会社=新潟市中央区=は6日、吉田ふれあい広場でふれあい祭りを開き、豚汁の無料ふるまい汁をはじめイベントを行って日ごろの利用に感謝した。
毎年秋に開いており、好天に恵まれて大勢の来場者でにぎわった。豚汁は正午から200食を無料でふるまい、午前10時から配布した豚汁の引換券は1時間半で無くなった。
ほかにもフリーマーケット、射的やスーパーボールすくいのミニゲーム、タケや木材の自然素材で工作をする木工体験、グラウンドゴルフとレインボー体操のスポーツ体験教室。さらにに午後1時半からバルーンアート、隕石(いんせき)飛ばし大会も行った。
隕石飛ばし大会は、176年前に燕市に落下した米納津隕石にちなんだ。先に東京・国立科学博物館が収蔵する米納津隕石が燕市に里帰り、展示されて話題を集めたことから企画した。小学生を対象に隕石に見立てた茶色に塗ったラグビーボール形の発泡スチロールを投げ、砲丸投げのように飛距離を競い、賞品もプレゼントした。
強い向かい風が吹き、軽い発泡スチロールでは風に押し戻され、高く投げ上げると自分の場所まで戻って来ることもあり、10メートルも飛ばなかった。それでも参加した約20人の小学生は、全身を使って思いきり投げ、保護者も声援を送って盛り上がっていた。