国際ソロプチミスト新潟-茜(小松陽子会長)は、16日午後7時から三条市中央公民館で2013チャリティコンサート「レスパス弦楽四重奏団」を開き、新潟市出身で国内外で活躍するヴァイオリンの鍵冨弦太郎さんをはじめとした弦楽四重奏団の演奏を聴く。
レスパス弦楽四重奏団は、第一バイオリン鍵冨弦太郎さん、第二バイオリン小形響さん、ヴィオラ奈須田弦さん、チェロ湯原拓哉さんの4人がメンバーで、全員が東京都・桐朋学園出身。「ひとりではなく、皆でひとつの音楽をつくる楽しさを感じてほしい」と結成。これまでに1回のメンバーチェンジを経て、東京、新潟、大阪など日本各地で演奏している。
第一バイオリンの鍵冨さんは、1986年新潟市生まれ。5歳から奥村和夫氏にバイオリンの手ほどきを受ける。98年12歳で新潟市民芸術文化会館記念ガラコンサートのソリストとして秋山和慶指揮・東京交響楽団と共演。
2002年、桐朋学園50周年記念コンサートで小澤征爾からソリストに指名され共演。03年第72回日本音楽コンクール第1位。高校在学中にCDデビュー。05年桐朋女子高校学校音楽家(男女共学)を首席で卒業後、桐朋学園大学ソリストディプロマコースに進学。辰巳明子氏に師事。
これまでに、東京交響楽団、新日本フィルハーモニー、アンサンブル金沢他、岩城宏一氏、秋山和慶氏、飯守泰次郎氏らと共演。サンクトペテルブルグ音楽祭に招かれるなど国内外で演奏活動を展開。10年国際交流基金より、大萩康司、瀬尾和紀とともにカナダ5都市に派遣され、観客を魅了した。
今回のコンサートでは、ブリッジ「ノベレッテン」、ハイドン「弦楽四重奏曲作品76-3皇帝」などを演奏する予定。入場料は全席自由で2,500円。チケットは三条市中央公民館などで販売している。
国際ソロプチミストは、管理職や専門職に就く女性でつくる世界最大の奉仕組織。「新潟−茜」は、三条市と加茂市のメンバーで1997年に県内8番目のクラブとして認証され、設立。毎年、チャリティーコンサートを開き、収益金は、地元に根差した奉仕活動のほか、ブータン王国ダグッツオ職業訓練校のこどもたちへの支援の資金としている。
コンサートの問い合わせは、加茂市仲町、うのもりや(電話:0256-52-0062)、三条市横町1、きものギャラリーまつなが(電話:0256-32-0101)へ。チケットの取り扱いは次の通り。
【三条市】
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