台風24号は9日午前9時に能登沖で温帯低気圧に変わった。気象庁では引き続き強風や高波に警戒を呼びかけている。
台風接近の影響なのか、曇りがちながら正午までの最高気温は31.9度の猛暑となっている。明け方の最低気温は20.1度。
新潟地方気象台の9日午前11時20分の発表では、台風24号から変わった低気圧が能登沖を東北東に進み、県内は9日夜のはじめころにかけて、南西の風が非常に強く吹き、海上はしけ
る見込みで、暴風に警戒、高波に注意を呼びかけている。
台風24号は、9日午前9時には温帯低気圧に変わり、中心は能登沖の北緯38度、東経135度にあって、1時間におよそ55キロの速さで東北東へ進んでいる。中心の気圧は992ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は23メートル、中心の東側560キロ以内と西側370キロ以内では、風速15メートル以上の強い風が吹いている。
県内は台風から変わった低気圧の影響で、9日夜のはじめころにかけて、海上を中心に南西の風が非常に強く吹く。予想される最大風速(最大瞬間風速)は、佐渡で陸上23メートル(35メートル)、海上23メートル(35メートル)、上中下越で陸上18メートル(30メートル)、海上23メートル(35メートル)の見込み。
予想される波の高さは、高い所で佐渡5メートル、上中下越4メートル。