三条市医師会准看護学院(池田稔学院長)は、17日午後1時半から燕三条ワシントンホテルで第50期生三条市医師会准看護学院継燈式を行い、半年間の基礎学習を終わり、病院実習へと向かう33人が看護の道を進む決意を新たにした。
水色の実習着を着た50期生は、4月に入学した18歳から42歳の女25人、男8人の計33人。上級の2年生33人と学院関係者、来賓や家族が見守るなかナイチンゲール像のろうそくから命の火を受け継ぐキャンドルサービスのセレモニー「継燈の儀」を行い、一人ひとりが、キャンドルに命の火をともして決意表明を行い、看護の道への誓いを新たにした。
池田学院長は式辞で、看護師の仕事はやりがいのあるいい仕事、反面、責任と厳しさのある仕事。また、慈しみの心と笑顔を忘れずに頑張ってほしいと激励した。
2年生代表の笠井求さん=長岡市=が「在校生お祝いの言葉」を述べ、「共にがんばりましょう」とエールをおくった。
50期生を代表して石崎英子さん=三条市=が誓いの言葉で、これから医療の現場に一歩踏み出すとして、「今まで学んできたことを実践し、准看護師になるためのより多くの知識、技術、態度を学んできたい」、「きょうのこの喜びと決意のともしびの火、ナイチンゲール誓詞を深く心に刻み、笑顔と思いやりの心で患者様や家族様に寄り添い、社会に貢献できる准看護師になれるようさらに精進する」と誓った。
50期生の実習は、市内の病院で来年1月からスタートする。