三条市庭月、道の駅「漢学の里しただ」では、19日から11月4日まで「第2弾秋の味覚!うんめもんフェア―」を開き、昔ながらの「ひこぜん」の販売やレストランで限定の地元産マイタケごはんの提供など、食と芸術とスポーツの秋を楽しんでもらう企画を用意している。
同施設は農家レストランの「悟空」と農産物直売所の「彩遊記」の2つの施設があり、秋を楽しむ食、芸術、スポーツの3つのテーマでサービスやイベントを企画した。
「食欲の秋」として、直売所で下田地域の名物「ひこざえん」(980円)を販売し、レストランでは、平日限定メニューで「マイタケソテー」(600円)、土、日曜限定のバイキング(1人1,480円)のメニューに各日50食限定の「まいたけごはん」が登場する。
ひこざえんは、同地域の神事に供えた伝統料理で、新米を炊いてつぶして板状の棒に楕円形に張り付けてみそを塗り、火にくべて焼いたもの。イベントでの販売はその場で食べきれるよう小さめに作られることが多いが、今回は昔ながらのサイズで、およそ縦20センチ、横13センチ。コメ2合分のずっしりとした重さで、おとなの顔も隠れるビッグサイズだ。
「芸術の秋」として、期間中の土、日曜と祝日の午前9時半から午後3時半まで、地元クラフトマンによるフリーマーケットを開く。
「スポーツの秋」として、ロードバイクで同施設を訪れた人限定のサービスで、直売所でソフトクリーム50円引き、レストランでソフトドリンク50円引きのサービスを行う。ロードバイクは、舗装路の高速走行に特化した主にロードレースで使われる自転車で、近年、下田地域を練習やツーリングなどで訪れる人が増えている。問い合わせは、道の駅「漢学の里しただ」(電話:0256-47-2230)へ。