NPO信濃川大河津資料館友の会(早川典生理事長)は、27日午後2時半から新潟市・新潟日報メディアシップで大河津分水講演会2013「地域と考える信濃川・大河津分水の恵みとその将来」を開く。
長岡技術科学大学名誉教授でもある同会の早川理事長が「大河津資料館友の会の目指すもの」、元国土交通省水管理・国土保全局長の京都大学経営管理大学院・関克己客員教授 が「東日本大地震、近年の豪雨災害の教訓に学ぶ」をそれぞれテーマに講演し、4時50分に終わる。
同会は、これまでも主に会員を対象に大河津資料館や大河津出張所で講演会や講座を開いてきた。昨年11月にNPO法人化したのを機に、活動の範囲を広く地域に求め、大河津分水の恩恵を受けている新潟、長岡、三条、燕の各市を会場に年1回、持ち回りで大河津分水講演会を開くことにした。
今回は新潟市内の会場で開き、国土交通省中枢で重責を果たした講演者を迎え、東日本大震災や豪雨災害について、豊富な経験と深遠な洞察を聴く。
参加は無料。参加したい人は申し込み書に記入し、25日までに郵送かファクシミリ(0256-97-3682)で同会事務局へ送信するか、電話(090-1996-1256・斉藤さん)か電子メール(ohkouzu_tomonokai@yahoo.co.jp)で申し込む。郵送先と関客員教授のプロフィルは次の通り。
郵送先
〒959-0123
新潟県燕市大川津1215-7
信濃川大河津資料館友の会 事務局あて
京都大学経営管理大学院 関克己客員教授 プロフィル
【専門分野】
土木工学、防災
担当科目:国土・地域ソーシャルキャピタル論
【略 歴】
京都大学工学部卒、京都大学大学院工学研究科修了。建設省入省後、総合政策局建設施工企画課長、河川局治水課長、国土地理院参事官、大臣官房技術審議官、北海道開発局長、北海道局長、河川局長、水管理・国土保全局長を最後に国土交通省辞職。現在京都大学経営管理大学院客員教授、復興庁参与、環境省参与
【主要論文・著作】
『川−日本の水環境・文化の明日を想う』(共著)、山海堂、1994年など