化け茶釜の伝説でも知られる三条市新屋、曹洞宗熊野山「長見寺」(五十嵐道雄住職)は20日、同寺本堂で秋恒例の第3回手作り市「茶がま市」を開き、25の店が出店して大勢の来場者を集めた。
県内各地から同寺がセレクトした「心惹かれる雑貨と手作り品」16、「おいしいもの」9の合わせて25のショップが出店した。
一昨年から毎年秋に開き、大勢の来場者を集めている。この日はあいにくの雨降りだったが、来場者の出足に大きな影響はなく、午前中の本堂はゆっくり買い物していられないほどごった返し、飲食の多くは午前中で完売し、オーガニックコットン100%のカットソーで人気の加茂市・G.F.G.S.も早々に売り切れていた。
午後からは店閉まいする店もあり、人もぐっと少なくなったが、代わりにゆっくりと買い物できた。アンティークな棚に商品を飾ったり、さまざまな商品を相乗的な効果を生むように並べたり。本堂の雰囲気と相まって日常にはないちょっとわくわくする場を生み出していた。