ショートムービー専門の全国的にもユニークなミニシアターカフェ「キネマ・カンテツ座」が三条市にオープン (2013.10.24)

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ショートムービー専門の全国的にもユニークなミニシアターカフェ「キネマ・カンテツ座」=関本秀次郎代表・三条市本町2=がこのほどオープンした。

三条市にオープンしたミニシアターカフェ「キネマ・カンテツ座」
三条市にオープンしたミニシアターカフェ「キネマ・カンテツ座」

中央商店街に面した三条信用金庫中央支店そばの菓子店だった空き店舗を借り、三条市の空き店舗対策事業補助金と中小企業庁の小規模事業者活性化補助金を受けて店内を改装した。

火曜定休で午前10時から午後8時まで営業、テーブルチャージは500円、年間パスポート5,000円。収容は20人ほどで上映作品は月替わりで、10月は『つくる人_大橋保隆 編』と『メリーゴーラウンド』を上映している。

『つくる人_大橋保隆 編』は、燕市の鎚起銅器作家、大橋保隆さんが作品を作成するようすを新潟市の高橋トオルさんが撮影、制作した作品。『メリーゴーラウンド』(34分)は新潟県出身の映画監督、岡元雄作さんの作品で、東葛映画際2012グランプリなどの賞を受けている。

キネマ・カンテツ座を経営する関本さん
キネマ・カンテツ座を経営する関本さん

代表の関本秀次郎さん(40)は「酒場カンテツ」=三条市本町2=の店主で、三条のソウルフードとして全国に広がりを見せるサバ缶をそのまま使った「サバサラ」の生みの親でもある。

東京に住んだ若いころ、さまざまなアートにふれた。単館の映画館や芝居にも足を運んだ。三条には単館がなくなった。「ひいじいちゃんが旭館という映画館をやっていたので、そのDNAがあるのかも」と関本さん。

「10人に聞いたら9人が大丈夫?と言う」と笑う。ショームービー専門の映画館が「あったらおもしろいとしか考えていない」が、「それを仕事にするにはどうするかが商売」とも。来場者数によって映画の作者へのギャランティーがあり、映画の合間に地元企業などからCMも流す計画だ。

関本さんは和食の料理人でもあり、充実したレベルの高い飲食も大きな魅了だ。問い合わせは「カンテツ座」(電話:0256-55-4504)へ。

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