アウトドアブランドのスノーピーク(山井太社長・本社三条市中野原)は、26、27の2日間、本社とスノーピーク全店で「雪峰祭(せっぽうさい)秋2013」を開き、なかでも本社は雪峰祭限定アイテムの販売にとどまらず、恒例のB級品抽選販売やファクトリーアウトレットの販売をはじめ、盛りだくさんのイベントが行ってユーザーに感謝し、サービスする。
本社では26日は午前9時から午後4時まで、27日は午後3時まで開く。雪峰祭限定アイテムとファクトリーアウトレットは常時行い、B級品抽選販売は、26日は午後2時まで、27日は1時半までにほしい商品に入札してもらい、抽選結果を26日は3時、27日は2時半に発表する。
飲食では、地元下田産の新米を使ったおにぎりときのこ汁、キッズ限定ポップコーン、みんなでつくもちをいずれも先着順で無料でふるまう。ほかに綿菓子、生ビール、ポッポ焼き、こくわ屋カレー、燕三条イタリア野菜研究会の野菜などを販売する。
イベントでは先着順でモビール作り(1回500円)や無料のバルーンコーナー、オリジナルミニ塗り絵、フィールドクイズラリー、ラウンジシェル体験。さらに工場見学とアフターサービズルーム見学も行い、本社と隣接のストアを開放して来場者を歓迎する。
雪峰祭はユーザーに対する感謝の気持ちを込めて毎年開いており、昨年から春と秋の年2回開いている。今回の雪峰祭は、ことし2月に入社したばかりの国内営業本部営業企画部販売促進課イベントプロモーションチームの西村康司さんが全体リーダーを任された。
西村さんは、物流センターになっている三条市三貫地の旧本社で行われていた時代の雪峰祭を知らない。山井社長と打ち合わせするなかで、「昔から雪峰祭に来ているユーザーの皆さんが雪峰祭はこれだね、と言ってもらえるようなものにしたい」と方向性を決め、「リバイバル、温故知新という気持ちを込めてやりたい」とプランを練った。
その象徴的なイベントがもちつき。旧本社では恒例の行事だったが、一昨年に移転した新社屋での雪峰祭では行っておらず、3年ぶりの復活となる。来場者が多ければイコール成功とは言えないが、前回の3,000人を上回る4,000人の来場を目指す。「どんな形でも社員が一生懸命やっているところを見せたい」と西村さんは意気込んでいる。
また、台風27号の接近で雪峰祭期間中のHEADQUARTERSと箕面のキャンプフィールで宿泊を断る場合があるので、理解を求めている。雪峰祭は予定通りに実施する。