アウトドアブランドのスノーピーク(山井太社長・本社三条市中野原)は、26、27の2日間、本社とスノーピーク全店で「雪峰祭(せっぽうさい)秋2013」を開き、本社では初日26日は雨降りにもかかわらず大勢のユーザーや地元の人たちでにぎわった。
毎年恒例の感謝祭で、雪峰祭限定アイテムの販売、ファクトリーアウトレット、B級品抽選販売、40%オフのアパレルをはじめ、無料配布の地元下田産の新米を使ったおにぎりときのこ汁、キッズ限定ポップコーン、もち。フードコートやモビール作り、オリジナルミニ塗り絵、工場見学とアフターサービズルーム見学と盛りだくさんの内容で来場者を歓迎している。
昨年からそれまでの年1回から年2回の開催に増やし、大勢のファンを集めているが、今回は昔ながらのスノーピークユーザーから満足感を味わってもらうのがねらい。今は物流センターになっている三条市三貫地の旧本社で行われていた時代の雪峰祭で恒例だったもちつきを一昨年に新社屋に移転してから初めて復活させた。
初日26日は、屋根のあるスペースに2つのうすを並べて社員が交代できねを振った。その回りを200人近くが囲み、1秒間に2回を超すほどの超ハイペースのもちつきに合いの手を入れて応援。おおかたつき終わったところで、子どもたちからもきねを振ってもちつきを体験してもらい、カメラのレンズを向けられて子どもたちは、照れくさそうに写真に写っていた。
駐車場には関東圏を中心に県外ナンバーの車が目立った。あこがれのスノーピーク製品が生まれている本社に目を輝かせ、「うわっ!」、「すてき!」と声を上げて驚く人もいた。27日は午前9時から午後3時まで開き、入場無料でだれでも入場できる。