燕地区の「燕地区農業まつり」と分水地区の「分水地区産業まつり」を統合し、吉田地区を含めて一本化した初めての「燕市農業まつり」が27日、燕市役所で開かれており、300台収容の駐車場が満杯になる大盛況となっている。
午前9時から午後3時まで、市役所北側の駐車場をメーン会場に開かれている。ずらりと並んだテントでは、主催の燕市農業まつり推進協議会(江村隆平会長)の構成団体などが出店。地元の農畜産物や飲食の販売をはじめ、県内の名産品の販売、ステージイベントやガラポン抽選会、子ブタとのふれあいなどイベントも盛りだくさんだ。
小雨が降ったりやんだりで時折、帽子が飛ばされるほど強い風が吹くこともあるあいにく天気だが、朝からどっと市民が訪れた。午前11時半からの大鍋による豚汁のふるまいには数百人もの長い行列ができた。
初めて燕市の農業まつりを一本化し、市役所を会場にするのも初めてなので人出が心配されたが、逆に予想を上回る人出になっている。市役所駐車場は300台分あるので余裕で対応できると思われたが、朝からずっと満杯状態。あふれた車は付近の農道などに駐車。駐車場内での車を誘導する人員が足りず、来年に向けた課題となった。