三条署は30日、11月開催の新潟県警察柔道剣道大会に出場する選手の壮行会を開き、同署敷地内に実ったザクロで手作りしたジュースで選手を激励し、健闘を祈った。
11月29日に新潟市で開催される同大会には、県内の警察署から参加。三条署からは、各5人1チームの柔道と剣道の団体、柔道の女子個人戦に2人の計12人が出場する。また、同署から5人が出場する11月1日の拳銃大会もあわせ、術科大会壮行会として開いた。
小林国夫署長は訓示で、市民を守るここ一番の時に、絶対に逃げるわけにはいかない、とっさのときの対応を訓練で身に着けてほしいと述べるとともに、昨年剣道で優勝した同大会では、今回も優勝カップをと願った。
選手を代表して高倉雅大警部補が「不撓不屈(ふとうふくつ)の精神で戦い抜き、必ず結果を残します」と力強く誓った。
最後に、優秀な結果を残した昨年に続いてザクロジュースで激励の乾杯を行い、活躍を願った。
このジュースは、三条署の敷地内にある木に実ったザクロの実から署員が手作りしたもので、昨年、初めて作った。このジュースを飲んだ選手は昨年、同大会で優秀な成績を修めたことから、ことしも壮行会にあわせて、ザクロ約8キロから赤い実の部分を取りだし、黒酢、純米酒、氷砂糖を加えてジュースを作り、期待を込めた。