三条市青少年育成市民会議などは、12月14日に三条市中央公民館で第13回青少年のためのコンサート「新山詩織 LIVE 2013」を開き、TBS系テレビの音楽番組「CDTV」の11月度エンディングテーマを歌う現役高校生シンガーソングライター新山詩織さんの初めての単独ライブを楽しんでもらう。
新山さんは、1996年埼玉県生まれで17歳の高校3年生。父の影響で、7、80年代のブルース、パンク、ロックを中心に聴いて育った。中学に入学すると軽音楽部に入部してガールズバンドを結成。リードギターを担当、曲によってリードボーカルを担当した。
中学卒業直前、自宅でアコースティックギターを手に、「もやもやした気持ちのやり場がなくて、衝動的に作った」という初オリジナル曲『だからさ』を完成させる。高校進学後、ギターと歌のレッスンと路上ライブで実力をつけ、16歳の春、「Treasure Hunt〜ビーイングオーディション 2012〜」に「詩織」の名前で応募。『だからさ』と椎名林檎の『丸の内サディスティック』を弾き語りで披露し、グランプリを受賞した。
2012年12月にアーティストデビューし、0thシングル『だからさ〜acoustic version〜』を発表。13年4月に1stシングル『ゆれるユレル』でメジャーデビューした。7月、映画『絶叫学級』主題歌の2ndシングル『Don't Cry」を発売。11月リリースのニューシングル『ひとりごと』が音楽番組「CDTV」(カウントダウン ティーヴィー)の11月度エンディングテーマとしてオンエアされている。
コンサートは、午後3時開演。小学生以上が対象で、前売りチケットは、学生と20歳未満は1,500円、一般は2,500円、当日はそれぞれ500円増し。全席指定で三条市青少年育成センターと三条市中央公民館の2カ所でチケットを販売している。
青少年のためのコンサートは13回目で、プロの出演は2004年の川嶋あいさんに始まり、YUIさん、いきものがかり、キマグレン、奥華子さん、ほたる日和、昨年の家入レオさんに続くもの。
おとなの言葉よりも音楽のストレートな感動が子どもたちの気持ちを変えたり、勇気づけたりすることに期待している。コンサートやチケットの問い合わせは三条市青少年育成センター(電話:0256-32-0908)へ。