燕市・粟生津地区協議会(星野昭英会長)は7日、先に粟生津小学校区全域を対象に行った防災避難訓練の参加者から福島県避難者支援募金箱に寄せられた善意3万5,961円を燕市に寄付した。
星野会長と第二地区防犯連絡協議会の諸橋孝雄会長の2人が午後3時に市役所を訪れ、星野会長から善意でずしりと重くなった募金箱ごと鈴木力市長に手渡した。
同協議会は2日、粟生津小学校区全域を対象に地域支え合いの検証もあわせた防災訓練を行い、310人が参加した。
一方で今も東日本大震災の影響で燕市内に避難している人が120人を数え、不自由な生活をしていることから、会場に募金箱を設置して参加者に善意を募った。なかには小銭が詰まった袋を持参した人もあったという。