9日の県内は青空が広がる穏やかな小春日和となり、行楽地は紅葉狩りなどに訪れる観光客でにぎわった。
この日の三条は明け方、最低気温5.9度と冷え込んだが、日中の最高は15.1度と平年並み。薄雲が目立ったが風もほとんどなく、絶好の行楽日和だった。
県央地域の紅葉の名所と言えば真っ先にあがるのが、弥彦公園のもみじ谷。紅葉の盛りはもう少し先のようだが、見ごろを迎えている。弥彦神社では弥彦菊まつりが開かれていることもあり、大勢の人出でにぎわった。
予報では翌10日から雨が続くためか、人出に拍車をかけたようだ。もみじ谷の紅葉を味わう絶景ポイントの観月橋周辺はとくに多く、橋の上は人をよけて通らなければならないほど。紅葉を撮影するカメラマンも目立ち、日差しに紅葉が映える一瞬をとらえていた。