晴れ間が広がった14日、加茂市の加茂山公園では、園内のモミジが色づきはじめ、訪れた家族連れなどが紅葉狩りを楽しんでいた。
加茂山公園には、モミジ谷をはじめ数百本のモミジがあり、紅葉の時期には、家族連れやカップル、アマチュアカメラマンなどカメラを手に大勢の人が訪れる。
神池などの池が連なる通称「池の端」のモミジは、例年、見ごろになると赤や黄、オレンジ色に染まるが、ことしは遅れ気味なのか、気候のせいかは不明だが、赤とオレンジが色づきはじめで、黄色はほとんどなく、まだ緑色の葉の木も目についた。
それでも太陽の光を通したモミジの葉は、噴水の白いしぶきとともに鮮やかに輝き、年配の夫婦や小さな子どもを連れた親子が「きれいだね〜」と見上げていた。