菊田衆院議員の在職10周年を記念した記念講演会と感謝の集いに支持者ら約350人 (2013.11.17)

新潟4区・菊田真紀子衆院議員の在職10周年を記念した記念講演会と感謝の集いが17日午後4時から燕三条ワシントンホテルで開かれ、支持者ら約350人が参集して10年の節目を祝った。

菊田氏は1995年、加茂市議選で全国最年少の25歳で初当選し、00年に衆院選新潟4区に自由党公認で初出馬して惜敗するも、03年に今度は民主党公認で出馬し、初当選。以後、4期連続当選している。

05年の衆院選では小泉旋風が吹き荒れるなかで民主党の議席を死守。09年の民主党が圧勝して与党となり、事業仕分けで注目を集める一方、11年には外務大臣政務官に就いた。12年の衆院選で今度は自民党に圧倒されるなか、比例復活で辛くも当選を果たした。民主党新潟県連代表、民主党幹事長代行も務める。

元駐中国特命全権大使の阿南惟茂氏が記念講演のあと、続く感謝の集いで菊田氏の親友、蓮舫参院議員がサプライズで登場。蓮舫氏は、ちょうど1年前のこの日に衆院が解散して厳しい選挙になったことを振り返り、多くの民主党候補が落選したなかで菊田氏が当選したことについて蓮舫氏は、「必然と思っている」と支援者に感謝した。

特定機密保護法案に懸念を示し、来春から消費税が8%に増税されるのは「決めたのは野田前総理、わたしたちの政権。実行するのは現内閣」で、増税分の3%が「高速道路、あるいは公共事業に湯水のごとく使われることが絶対にあってはいけない」、それを「しっかりとチェックしていきたい」とした。

「そして間違った政権が続くようであればもう一度、政権を担う」、その中心に菊田氏をもう一回、中心に押し支えてほしいと支援を求めた。

菊田氏は亡くなって4年になる渡辺俊之秘書が前夜、久しぶりに夢に現れてにっこりと笑顔を見せたくれたことにふれ、10年を振り返ると「やりがい、喜びよりも、苦しかったこと、葛藤、試練、そういったことばかり思い出された」と言い、つらいとき、苦しいときを支えてくれた支持者に感謝した。

初当選のときは同期の仲間が58人いたが、4回の選挙をへてそれが14人に減った。女性に限ると15人いたのが今は自分ひとりだけになった。「それだけに今いただいている議席の重み、わたしの指名と責任は大変、大きい」とし、「初心に立ち返ってふるさとのために、日本国のために、そして世界の平和のために全身全霊で頑張る」と約束した。

乾杯のあいさつは三条市の国定勇人市長。前回の衆院選で「あのわずかの差で当選したとき、こう思いませんでした？。おれが応援したから勝てたんだって。多分、あのときに本当の真紀子党が誕生したんだと思います」と話して会場をわかせた。

「おれが、わたしが、菊田を国会に再び当選させてやったんだ、という強い一体感をおそらくおもちでいらっしゃると思う。その一体感を再び菊田先生にぶつけ続け、この新潟4区がますます発展されることを皆さま方とともに念じながら乾杯をさせていただきたい」と話して乾杯した。

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