三条市では、23日午前9時から三条市中央公民館で「歩きたくなる道を考える市民会議」を開くので、市民の参加を呼びかけている。
市は、高齢者が心も体も元気に過ごせる社会を目指し、暮らしの中で「歩く」ことを推奨している。しかし、車での生活に慣れた現代社会では、歩くことは少し大変なことになり、どんなまちになれば人は家を出てもう少し歩いてみようと思うのか。
この会議では、三条市内で最も高齢化が進んでいる三条小学校区をモデル地区に、歩きやすい道のあり方を考える。話題提供者の意見を一方的に聞くだけでなく、毎日の仕事や日々の暮らしのなかで気付いた、歩くために必要な道、場所、まちについて情報や考えを交換し、これからのまちのあり方を、ともに考える。
歩きたくなる道にするアイデアや道に対する思いをもつ人など、興味のある人に気軽な参加を呼びかけている。
23日は正午まで開き、次回以降は12月7日、21日、来年1月中旬に開催を予定している。定員80人、参加費は無料。参加申し込みや問い合わせは三条市スマートウエルネス推進室(電話:0256-34-5511・内線719)へ。