三条市の「歩きたくなる道を考える市民会議」に36人が参加して三条学校区をモデル地区に歩きたくなる道を考える取り組みをスタート (2013.11.23)

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三条市は、23日午前9時から三条市中央公民館で「歩きたくなる道を考える市民会議」を開き、スマートウェルネスシティ(健幸都市づくり)やコミュニティーの活性化の観点からドーナツ化現象で三条市内でも少子高齢化が著しい三条小学校区をモデル地区に歩きたくなる道を考える取り組みをスタートした。

 36人が参加して三条市の「歩きたくなる道を考える市民会議」がスタート
36人が参加して三条市の「歩きたくなる道を考える市民会議」がスタート

来年1月中旬までに4回の市民会議を開き、この日はその1回目。市民の参加を募り、自治会長、民生委員、消防団員、市場や三条マルシェの関係者など36人が参加した。

三条市福祉保健部福祉課スマートウエルネス推進室の池野泰文主任がファシリテーター的な役割を務め、話題提供者として本町一自治会の藤井春男自治会長、三条地区民児協の吉田敏子副会長、ネットワーク三条の小林斉子代表、まんなかプロジェクトの相場浩代表、中央商店街振興組合の小松正明副理事長、(株)環境構造研究システムの中村正樹代表取締役の6人を中心に車座のような形に席を並べて会議を進めた。

話題提供者を中心に意見交換、情報共有する一方、参加者をグループ分けしてイベント、場所、みちの3つのテーマで簡単なワークショップを行って意見を出し合って付せんに書き、さらにそれをネタに話題を広げた。

弥彦線の高架下で整備が進むポケットパークに行く人はいるのか、カフェという発想より「ちょっとお茶でも飲んでげて」の感覚がいい、まちなかは外の人が歩くのと中の人が歩くのは違う、夫が70歳前後の近所の男性と毎朝集まって“じじ放談”を開いている、地元では宝物と思っていないものに魅力が詰まっているなど、ぶっちゃけた活発な意見が次々と飛び出し、話題提供者とそれ以外の参加者の垣根がなく盛り上がった。

このあとの会議でさらに考えを深め、歩きたくなる道にするためには、ハードとソフトでどういった手法があるのかをまとめ、来年度はできることから実現に向けて取り組む。


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