三条市は、同市森町地内のハクチョウの飛来地に建設した「白鳥の郷公苑(はくちょうのさとこうえん)」で、12月1日午前9時からオープニングイベントを行う。
地元の荒沢小学校1、2年生によるテープカットとえさやり実演、アルビレックス新潟マスコットのアルビくんとスワンちゃんによる写真撮影会、焼きいもと甘酒の無料サービス、模擬店出店などを行う。
ハクチョウの飛来地は、鶴亀橋から下流側の五十嵐川河川敷。白鳥の郷公苑は飛来地の土手上に建設された。平成23年7月新潟・福島豪雨では、五十嵐川が増水して堤防を削り、川岸にある建物数棟が流され、河川敷も堆積した土砂が流されて岩盤が姿を現した。
ハクチョウが飛来しなくなるのではと心配されたが、昨年も変わらずに飛来し、ことしも13日から飛来し、29日には約60羽が飛来しているという。白鳥の郷公苑は午前9時から午後4時まで開館し、観察デッキは終日、開放している。