29日はこの冬いちばんの寒気が入り、県央地域の市街地でも前夜遅くから降った雪で朝は雪化粧。三条は明け方、氷点下に迫る0.5度まで気温が下がり、25日の1.5度を下回るこの冬の最低を記録した。
明けがたもみぞれが降るなどしたが、その後は青空も見えるようになり、正午までの最高気温は7.7度とかなり冷え込みは緩んだ。29日に入ってからの雨量は、1時間で5.5ミリを最高に午前9時までに累計39.0ミリ。
新潟地方気象台の29日午前6時8分の発表では、県内は29日夜遅くにかけて大気の状態が非常に不安定になる見込みで、落雷、竜巻などの激しい突風、急な強い雨、ひょうに注意を呼びかけている。
29日夜遅くにかけて北陸地方の上空約5500メートルには氷点下30度以下の強い寒気が流れ込み、気圧の谷が通過するため、大気の状態が非常に不安定となる。