主婦などアマチュアの出店も多いハンドメードの小物や雑貨などを販売するイベント「カントリー&クラフトフェスタVOL.12」が1日、三条商工会議所で開かれ、子ども連れや女性同士など幅広い世代の人が切れ目なしに訪れ、お気に入りの品物を探して次々と買い求めていた。
4月と12月の年2回、開かれているイベント。手作りの1点物が多く、店舗をもたない出店者もいて、この時を逃したら買えない品物もあり、来場者のなかには「このために働いて、お金を貯めている」と話すほどの熱烈なファンもいる。
午前10時半の開場を前に100人以上が並び、オープンと同時に1階のホールは大勢の人で埋まり、品物を見るのも大変な状況。切れ目なく買物客が訪れ、会場内を何周もしてじっくりと品定めして、お気に入りをゲットしていた。
また、今回、初めて3つのワークショップも行われ、フェルトやビーズなどを使ったクリスマスツリーなどを製作し、手作りの楽しさを味わった。
販売している作家に管理方法や作り方などを聴いたりしていると、「前にも買っていただきましたよね、ありがとうございます」と声をかけられたり、買物客も「楽しみにしてきました。かわいい!」と人ごみの中でもあいさつが交わされ、買物を一段落した客同士は「何を買った?」とロビーで情報交換したりと、楽しんでいた。