三条市交通安全協会安全運転管理者部会(金川寿泰部会長・385社)は11日、三条署で交通安全宣言を行い、交通事故防止の徹底を図るため会員事業所352社12,589人の署名簿を提出した。
午後3時に三条市交通安全協会の加藤敏敦副会長と清水美光副会長、同協会・安全運転管理者部会の金川部会長、元川由郎副部会長、鶴巻雅巳副部会長の5人が三条署を訪れ、金川部会長が「交通安全宣言」を読み上げて小林国夫署長に交通安全を誓った1万2千人余りの署名簿を手渡した。
「交通安全宣言」は、「飲酒運転は絶対しません、させません」、「運転中は携帯電話を使用しません」、「子どもと高齢者にやさしい運転をいたします」、「シートベルト・チャイルドシートは必ず着用します」、「安全速度を守ります」の5つを、事業主と全従業員が一体となって強力に推進することを誓ったもの。
新潟県安全運転管理者協会の平成25年度安全運転実践運動の一環だが、本年は三条署管内でも死亡事故が多発していることや、同部会の事業所でも交通事故発生があることから、さらに気を引き締めていこうと2年ぶりに「交通安全宣言」の署名を行った。
10月中旬から11月末にかけて、同部会10支部の事業所を役員が手分けして回り、趣旨を説明しながら署名を求めた。12月10日現在の三条署管内の交通事故の状況は、発生381件(昨年同期比32件減)、死者8人(同3人増)、負傷者458人(同45人減)。